We're gonna step and go !

2001年9月にNYへ。2005年からFLで4年生活。そして2009年春から再び      NY生活が始まりました。日々の出来事を書いています。

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

妹の命日

4月21日は、妹の誕生日です。
そして、命日でもあります。

私には、妹がいました。

3歳違いで生まれた妹たち。
・・・そう、妹は双子でした。

けど、当時3歳の私には双子の妹の記憶はありません。

スイカのような大きなおなかをした母の横に
私が立っている写真があるのですが
それが、妹たちとの唯一の写真です。


妹たちは お産の事故で 産声をあげられないまま
お空に帰っていきました。一卵性の女の子の双子でした。

そして、妹たちを追うかのように 母は意識不明に陥り 
3日間生死をさまよいました。

意識が戻った時に 双子の死という現実を知らされた母は
想像ができないほどの強いショックを受けたことと思います。

数分前まで、いつものようにおなかを蹴ったり動いていた
赤ちゃんたち。無事に生まれて、子どもが3人になり
賑やかな家庭になることを疑っていなかった父と母だったでしょう。

それなのに・・・・・。

私だったら・・・きっとおかしくなってるかもしれません。
何年も立ち直れないかもしれません。

母だって、おかしくなるくらい辛かったでしょう。
だけど、3歳の私がいるから泣いてなんかいられないと 
必死に日々の生活を過ごしてきたのだと思います。


物心をついいた頃、家に小さな位牌があることに気がつきました。

小さい頃から、ごはんをあげたりお水をあげたり それが日課でした。
よく分からないまま お祈りしていたこともありました。

小学生くらいになると 見たことがない、記憶がない妹たちに
学校に行くときには、”行ってきます” 帰ってきたら ”ただいま~”と
必ず声をかけていました。 それが自然のことでした。

母に、よく ”双子ちゃんが生きていたらこういうことをしたかなぁ~ ”と
話していました。 今、思うと母にとっては辛い話だったでしょう。


大人になって・・・結婚して私が妊娠したとき 出産のことについて
色々と知識を得る中で 妹たちの死は、医師の怠慢が原因の
お産事故だと分かりました。きっと病院側も 
過失があったと分かっていたはずです。

母の話では、退院まで、担当医師から何も説明もなければ
最後まで顔も出さなかったそうです。他にも酷いことが
いくつかありました。ここには書けませんが・・・・。
今の時代なら、医療過誤で訴えてもいいような内容でした。

しかし、30年以上も前の当時は 患者が医者を責めることなんて
ないに等しい状況だったと思うし、父や母も一度に二人の子どもを亡くしたという
悲しみの方が大きくて ただただ病院から退院したいという気持ちが
強かったのだと思います。

時が過ぎ、私が偶然にも双子を妊娠した時
母はとても喜んでくれましたが 半面、不安もあったそうです。
何もなく無事に生まれてきますように・・・・と私も毎日祈っていました。

ところが、33週の時に破水してしまいお産が始まってしまいました。
母は、自分の時の悪夢のような出来事を思い出してしまったそうです。
でも私はこの時、幸いにも管理入院をしていたので 抗生剤の点滴をはじめ
ちゃんと処置をしてもらえたし、偶然にも双子の出産を
沢山経験したことがある先生に診てもらっていたので 
母と状況は違っていました。

そして1792gと2008gの子どもたちが無事に誕生。

母は、自分の悲しい出来事があっただけに 子どもたちの
無事に誕生を本当に本当に喜んでくれました。

私は、この世に 無事に子どもたちを送り出してくれたのは
妹たちのおかげだと思っています。

いつもどこかで両親や私たちを見守ってくれていると信じています。

3つ違いの妹たちが、もし生きていたら
今、どんな会話してたのかなぁ~。
おしゃれのこと、育児のこと、それとも・・・・・。


毎年、命日にはお墓参りができないけど
妹たちの存在は忘れたことがありません。

今年も一時帰国したら、妹たちが眠っているお墓に
会いに行く予定です。

Comment

そっか… 

なんかお母さんの心境考えたら
辛くなる話だね。

でも、NAOちゃんが双子ちゃんのママになったのは
単に遺伝子的なものじゃなく
運命のような気がしたよ。

双子ちゃんのママとして育てられなかったお母さんが
双子ちゃんのおばぁちゃんになり…
双子ちゃんのお姉ちゃんになって一緒に遊べなかったNAOちゃんが
双子ちゃんのママになる…

なんか良かったな~って思っちゃう。
NAOちゃんと双子ちゃんの元気な姿が
何よりもの親孝行&おばあちゃん孝行だね!
  • posted by まどか 
  • URL 
  • 2009.04/21 22:25分 
  • [Edit]
  • [Res]

No title 

亀レスになっちゃってごめんね。

妹たちは、この世にいないから
周りは存在を忘れてしまっているけれど
父や母にとっては 今でも存在しているんだと思う。

私が双子の母になったのは、偶然というよりも
まどかちゃんが言うように運命なのかもしれないね。
なりたくても、簡単にはなれない双子のママ。
きっと妹たちが、そう導いたような・・・そんな気がする。
  • posted by nao 
  • URL 
  • 2009.04/27 21:21分 
  • [Edit]
  • [Res]

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

プロフィール

nao

Author:nao
アメリカ・NYに住んでいる
naoといいます。

2001年にNYへ。
5年の駐在予定のはずが
延長になり
2005年からFLで生活。
そして、2009年春・・・
予想外に古巣に戻ることになり
4年ぶりのNY生活が
始まりました。

いったいアメリカ生活は、
いつまで続くのやら。

アクセスカウンター

TIME

東海岸時間    日本時間                         

カウントUP

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

最新記事

QRコード

QRコード

右サイドメニュー

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。